GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)とは？意味・仕組み・特徴をわかりやすく解説

GUI(読み方：ジーユーアイ、グイ)は、「Graphical User Interface」の略語です。テキストのほかに画像などが表示できるグラフィカルな表示システムのことです。

GUI＝グラフィカルな表示システム

GUI(読み方：ジーユーアイ、グイ)は、「Graphical User Interface」の略語です。テキストのほかに画像などが表示できるグラフィカルな表示システムのことです。

ユーザーインターフェースとは

ユーザーインターフェースとは、ユーザーと機械の接触面(インターフェース)のこと。頭文字を取って、「UI(読み方：ユーアイ)」と略される。

GUIでは、アイコンや画像、ボタンなどを用いて直感的な操作が可能です。

例えば、WindowsやMACのPCの操作画面は、GUIに該当します。ウィンドウやメニュー、アイコンなどが表示された画面を、マウスなどのポインティングデバイスで操作します。

ポイント

GUIとはグラフィカルな表示システムのこと
直感的な操作が可能

組込み機器でGUIを利用する仕組み

多くの組込み機器には、操作のためのボタンや、表示のための液晶ディスプレイ(Lyquid Crystal Display：LCD)が付随しています。具体例としては、携帯用機器、デジタルカメラ、端末機器、洗濯機などがあります。

これらの製品・組込み機器に付随するLCDは、何らかのグラフィックを表示することにより、GUIとして機能します。そのためには、表示モニタを機能させるメカニズムが必要となります。

一般的に、組込み機器をGUIとして機能させるためには、下記の機能が必要です。

組込み機器をGUIにするための機能

アプリケーション
ウィンドウマネージャ
グラフィックスプリミティブ
グラフィックドライバ・キーボードドライバ・ポインティングデバイスドライバ

GUIとCUIの違い

GUIと比較されるユーザーインターフェースとして「CUI(読み方：シーユーアイ)」があります。

CUI＝文字だけのインターフェース

CUIとは、「Character User Interface」の略語(または、Character-based User Interface、Console User Interfaceとも言う)。GUIに対し、画像やアイコンを使わず、文字だけで操作するインターフェースのこと。操作性がシンプルなのが特徴。身近な例としては、Windowsに搭載されているコマンドプロンプトが代表的。

GUIとCUIの違いは、下記の通りです。