PSoCとは?機能・特徴をわかりやすく解説

PSoCは、サイプレス セミコンダクタ(以下、「サイプレス」)のマイクロコントローラです。PSoCは、異なる機能を持つ複数のLSIを集約したSoCです。PSoC は、プログラム可能なSoCを意味する「Programmable System On Chip」の略です。

SoC(読み方:エスオーシー)とは

SoC(読み方:エスオーシー)とは、異なる機能を持つ複数のLSIを一つの集積回路に集約したもの。全体として一つのシステムとして機能するよう設計されているため、「システムオンチップ」を略し、「SoC」と呼ばれる。SoCは、システムLSIとも呼ばれる。

PSoCシリーズの製品ライン

PSoCシリーズの製品ラインは、下記の通りです。

製品ライン 特徴
PSoC 1 8ビットM8Cコアマイコン
PSoC 3 8ビット8051マイコン
PSoC 4 32ビットARM Cortex-M0マイコン
PSoC 5LP 32ビットARM Cortex-M3マイコン
PSoC 6 32ビットARM Cortex-M4/Cortex-M0+ マイコン
PSoC アナログコプロセッサ 低コストなアナログコプロセッサ

ここでは、PSoCの中でも、代表的なPSoC 5LP、PSoC 6を紹介します。

PSoC 5LPは、低消費電力に特化したSoC

PSoC 5LPは、Arm Cortex-M3を搭載したSoCです。PSoC 5LPは、システム設計を簡素化し、システムコストを削減します。

PSoC 5LPの特徴
  • Arm Cortex-M3を搭載
  • 低消費電力(Low Power)に特化
  • 設定可能なアナログ・デジタル双方のペリフェラル(周辺機器)、メモリ、マイコンを集積
  • 動作に応じてモードを切り替えられるため、不必要な電力消費を低減

PSoC 5LPの詳細については、下記の記事をご覧ください。

PSoC 5LPとは?仕様・機能・評価ボード・開発環境・対応OSを紹介

SoCについては、下記の記事をご覧ください。

半導体のSoC(システムオンチップ)、システムLSIとは?定義・意味・特徴をわかりやすく解説

PSoC 6は、IoT向け低消費電力マイコン

PSoC 6は、Arm Cortex-M4を搭載したSoCです。PSoC 6は、IoTに特化しており、IoTデバイスが必要とする処理性能を満たしています。

PSoC 6の特徴
  • ARM Cortex-M4およびCortex-M0+の二つをシングルチップ上に搭載
  • デュアルCPU設計
  • 低消費電力
  • IoTに必要なセキュリティ機能を搭載

PSoC 6の詳細については、下記の記事をご覧ください。

PSoC 6とは?仕様・機能・評価ボード・開発環境・対応OSを紹介

PSoCに対応するRTOS「μC3(マイクロ・シー・キューブ)/Compact」(弊社製品)

弊社製品のRTOS「μC3/Compact」は、PSoC 5LP、PSoC 6に対応しています。

マイコン向け超軽量カーネルを採用したRTOS「μC3(マイクロ・シー・キューブ)/Compact」

μC3(マイクロ・シー・キューブ)/Compactは、マイコン内蔵の小さなメモリだけで動作するように最適化された、コンパクトなμITRON4.0仕様のRTOSです。

μC3/Compactは、ソースコードに直接コンフィグレーションを行うのではなく、付属のコンフィグレータによりGUIベースでRTOS、TCP/IP、デバイスのコンフィグレーションからベースコードの自動生成まで行います。

μC3/Compactの4つの特長

小さいフットプリント
マイコンの小さなROM/RAMのみで動作するように最適化された最小2.4Kbyteのコンパクトなカーネル。メモリ容量が小さい安価なデバイスを使用する事ができます。
μC3/Configurator付属
選択・設定するだけでベースコードが生成できるコンフィギュレーションツール。開発時間の大幅な短縮や、コーディングミスの減少が可能。RTOSの初心者でも簡単に開発をスタートすることができます。
豊富なCPUサポート
業界随一のCPUサポート実績があり、技術サポートも充実しています。CPUの選択肢を広げ、機会費用を抑える事ができます。業界随一のCPUサポート実績があり、技術サポートも充実しています。ご使用予定のデバイスで直ぐに開発着手が可能で、ご質問に対して24時間以内の1次回答を徹底しています。
省電力対応
デフォルトで省電力機能がついているため、システム全体の省電力に貢献します。